研究会活動の活性化に向けて

 一般社団法人広島県中小企業診断協会の岸本です。

  当協会のグループ研究委員会のご尽力で、研究会活動を紹介する小冊子を発行しております。

 本小冊子が研究会活動の更なる活性化に寄与することを期待しております。

 

 

 

当協会は、経営コンサルタントの唯一の国家資格である中小企業診断士の会員による経営支援活動、及び会員の勤務先での業務遂行を通じて地域産業発展への貢献を期待される専門家集団です。


国内外の経営環境の厳しい中、中小企業診断士に対する、関係諸機関や事業者の期待は、近年特に高まっています。一方、支援課題は年々、複雑化・高度化し、支援手法も開発され展開されており、中小企業診断士には、全体を俯瞰するより幅広い知識や知見、業種や課題に応じたより深い専門性や支援ノウハウが問われております。


グループ研究会は、中小企業診断士に対する関係先の期待に応えるべく、研究会活動を通じて会員相互の研鑽を図る場であり、関係企業や諸機関との連携を図る場でもあります。


研究会の活動に対する県協会、本部事業のインセンティブとして次のものがありますので積極的なご活用をお願いします。


  • 県協会「診断ひろしま」や協会本部「企業診断」への研究成果の掲載の応募。

  • 県協会や協会本部「調査研究事業」などへの応募・採択による、活動の助成や優秀事例の協会シンポジューム(東京)での発表。

  • 調査研究補助事業費の支給(平成28年度は各研究会に2万円支給)。

  • 他県協会の研究会との交流。

  • 研究の成果を活用した企業、行政その他の団体からの研究事業その他事業の受注。

 「研究会活動に参加したいがやりたい研究会がない」という場合には、3名以上の参加者で「研究会成立届」を作成し提出をしていただければ、設立が可能です。また、テーマ型の短期間の研究会設立も可能です。仲間を呼んで新たな研究会の立上げをどしどしやっていただきたい。


研究会活動の活性度は、県協会の活性度を図る尺度とも言えます。

多くの会員が研究会活動に参加され、自己研鑽やネットワークの拡大に取組んで頂くことを期待しております。