海外展開支援研究会

活動目的

日本の中小企業が海外展開を行う際、予期せぬ多くの問題に直面し、撤退を余儀なくされるケースも少なくない。異文化を克服し、現地で永続的な経営を続けるためには、場当たり的な対応から脱却し、確固たる考え方を持って課題に取り組んでいくことが肝要である。この研究会では、様々なケースを調査・分析し、助言のためのベースデータを構築し、実際の企業活動のサポートに繋げることを目的とする。

 

代表

 平見 尚隆

連絡先

 担当者:平見 尚隆

  電話番号:082-424-4313  Emailnhirami733@gmail.com

会員数

 3 名( H276月現在)

入会条件

会費等

中小企業の海外展開に興味を持っておられる方。

活動費は必要に応じて実費負担。

 

活動概要

中小企業の海外展開は、1980 年代後半から増加しつつあったが、バブルの崩壊により低迷、90 年代後半には円高を背景に再び増加、その後リーマンショックで再度減少の傾向を示した。近年は大企業の積極的な海外進出に伴い、増加傾向にある。このように、中小企業の海外展開は社会や経済情勢に大きく影響を受ける。また、中小企業が海外展開を行うまでの道のりは決して平坦ではなく、海外展開後も様々な課題が存在すると聞く。

本研究会ではこのような、社会の波の中で海外展開をする中小企業の実態を調査し、どのような支援活動を行っていけばよいかという視点から研究活動を行う。例えば、中小企業診断士が学ぶ理論による助言や支援が実際の海外展開に際して効果的なのかといった視点で理論を再検討する。その上で、診断士としての最適な支援を模索する。対象は特にアジア、中南米といった昨今日本企業の海外展開が盛んになっている新興国に的を絞った活動とする。

 

 

[活動計画]

Step 1: 参加メンバーで本テーマ関連の文献を徹底的に調査する。

Step 2: 中小企業理論を再度検討し、マーケット共通の助言、支援モデルのひな形を作成する。

Step 3: 参加メンバーでマーケットを分担し調査を実施する。

Step 4: マーケット間の類似・相違点を分析し、海外展開支援の固定と変動領域を明確にする。

 

 

月に1-2回程度集まり、以上のステップで進捗をかけるとともに、活発な議論の場とする。場所は、当面、広島大学東広島キャンパスのVenture Business Lab (VBL)とする。

 

 

 

 

 

 

 

 

入会を希望される皆様へ

会合は不定期に行っております。興味を持たれた方は、事前に上記連絡先までお問い合わせください。